文京区住まいのパートナー

メールご相談窓口
2023.08.20

査定書とは

「文京区住まいのパートナー」代表の伊藤です。

最近、「査定書」のご依頼をたくさん頂戴しております。

「査定書」といっても使用目的は様々なので、今回は離婚に伴う財産分与に影響する「査定書」について書かせていただきます。

まず、「離婚に伴う財産分与」について少し説明をさせていただきます。

「財産分与」とは、婚姻生活中に夫婦で協力して築き上げた財産を、離婚の際にそれぞれの貢献度に応じて分配することをいいます。

当然、財産分与は法律上認められている権利であり(民法第768条1項)、しっかりと取り決めをすることが重要です。

「財産分与」には大きく3種類に分けられますが、今回の内容には直接関係がないので省略します。

「財産分与」の対象として不動産が存在していた場合には、その不動産の価値を確定させる為に「査定書」が必要になります。

通常、「査定書」は夫婦それぞれが依頼をした不動産業者が作成をし、提出をする為、最低でも2つの査定額が存在するわけです。そして算出された不動産査定額の平均値をとって、不動産価値を出します。

しかし、離婚による財産分与のための不動産査定の場合、一社での査定は絶対におすすめしません。

なぜなら一社では正確な査定額を算出することはできないからです。

我々宛に当事者はもちろん、弁護士からも依頼はありますが、その際には下記の内容を必ず事前確認をしています。

①対象不動産が文京区内または周辺の不動産であるか
②弊社以外に依頼はしているか

①については、地域により特色がある為に査定額の増減があり、それを弊社が把握できているエリアが限られている為、自信を持った査定が出来るエリアかどうかの確認を事前に行います。該当するエリアでない場合にはお断りをしています。

②については、弊社のみの依頼であれば、必ず他社(全国展開をしている大手等)にも依頼していただく事を条件に受諾しています。

公平に不動産の財産分与をするためには、様々な視点から査定するすることで、より正確な査定額が確定できると考えます。

先日の弊社へのご依頼の際も複数の査定を依頼者にお願いをした結果、弊社査定額との違いがある程度ありました。

やはり査定は複数社へ依頼をされるべきだと考えます。

「離婚」というものは経験する機会の非常に少ないものです。

「財産分与」以外にも様々な事象が起こります。

冷静に判断し、対応をしていく為にも、我々「文京区住まいのパートナー」は様々な角度からサポートをしております。

お気軽にご相談ください。

次回も別事例の「査定書とは」について書こうと思います。

それでは。

皆様のお悩みご相談を解決!

文京区住まいのパートナーへのお問い合わせは下記のお電話・又はご相談フォームよりお問い合わせください。